20年以上札幌に住んでいて、札幌市内の気軽に行ける場所で一番美しい紅葉の景色が観られると私が思うのは、中島公園です。
中島公園とは
中島公園は、札幌市中央区の南9条通り~南14条通りの間に広がる自然豊かな公園です。北に向かって少し歩けば、すぐにすすきのの繁華街に行き当たります。
地下鉄なら、南北線の中島公園駅で降りると北側から、幌平橋駅で降りると南側から、公園内に入ることができます。

地図の右手が北側(中島公園駅側)、左手が南側(幌平橋駅側)です。
駐車場はありませんが、公園の周辺には何か所か有料駐車場があります。
歩道脇の並木の紅葉が美しい
紅葉シーズンに中島公園の中を歩くと、どこもかしこも絶景に見えます。
公園に入ってまず通るのが、公園内を南北に貫いて地下鉄中島公園駅と幌平橋駅をつなぐ広い歩道ですが、この歩道脇の並木の紅葉がきれいです。

写真ではわかりにくいですが、実際に歩くと、芝生の上に散った落ち葉もきれいで、紅葉の景色を引き立てていました。
一番の見所は菖蒲池周辺
地下鉄中島公園駅側の北口から公園内に入ると、すぐ右手に菖蒲池(しょうぶいけ)が広がっています。池の周囲をぐるりと一周できるように歩道が整備されているので、ぜひ歩いてみてください。
私が訪れた日は、このような美しい景色を観ることができました。

紅葉の時期には、午後5時を過ぎるともう日が沈みます。このときの時間は午後4時ぐらいですが、ちょうどいい光加減の夕日が差し込んでいました。この30分ほど前にザーっと雨が降った後の日差しなので、空気も澄んでいるように感じられました。
ヤマモミジの紅葉の美しさ
こちらは、ヤマモミジという木の紅葉です。


小さめのギザギザ型の葉が特徴ですね。

夕日に照らされる紅葉の美しさ
この日は、中島公園を訪れてすぐに雨が降ってきて、少しがっかりしていたのですが、すぐに止んで夕方には日が差し込みました。
夕日に照らされた紅葉が、また一段と美しく見えました。


札幌市内で紅葉を楽しめるのは、10月下旬ぐらいまででしょうか。
ぜひ一度、紅葉シーズンに中島公園を訪れてみてはいかがでしょうか。
