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ICカード免許証のICチップにはどんな情報が入ってるの?

運転免許証の挿絵ですが、本物ではなく顔写真はとぼけた顔のパンダです。

先日運転免許の更新に行って、そういえばそうだった!と思い出したことがあります。それは、今の運転免許にはICチップが埋め込まれているということです。

免許の更新手続きの最初に記入する書類に、自分で決めた4桁の数字を記入する欄がありますが、この数字が運転免許証のICチップのデータを読み出すための暗証番号になるんですね。

そういえばそうでした。

前回の更新の時にも暗証番号を記入したはずなのに、私は全く覚えていませんでした。でも、それで困ったことなどこの5年間で一度もありません。

では一体なぜ、運転免許証にはICチップが埋め込まれているのでしょうか。

ICカード免許証になったわけ

調べてみると、ICカード免許証が導入されたのは2007年のことです。その主な目的は、運転免許証の偽造防止だそうです。

運転免許証を偽造しようとすると、以前であれば券面だけを精巧に印刷すればよかったのですが、ICカード導入以降は、免許証に埋め込まれたICチップまで偽造して埋め込む必要があるわけです。

そうすると免許証を偽造するためにより多くのお金や手間がかかるので、以前よりもずっと偽造が難しくなったんですね。

実際免許の更新のときにもらった書類には、

金融機関等で免許証を身分証明書として利用する場合には、暗証番号の入力を求められる場合があります。

という文言がありました。

そうすると、金融機関などには運転免許証のICチップを読み取る機械が置いてあるんですね。

例えば銀行で新しい口座を作るときに、身分証明書として運転免許証を提示すると、銀行の人がその機械でICチップの中のデータを見て本人確認することもあるというわけです。

では、そのICチップにはどんな情報が入っているのでしょうか。

 

ICチップにはこんな情報が入っている

簡単に言えば、ICチップに入っている情報は券面に記載されているのと同じ情報です。

免許更新のときに、「暗証番号1」「暗証番号2」という2つの4桁の数字を自分で自由に決められます。

ICチップの読み取り機械に免許証を置いてこの自分で決めた「暗証番号1」を入力すると、

氏名・住所・交付年月日・有効期限・免許の種類・免許証番号

を確認することができます。

また「暗証番号2」を入力すると、

本籍・顔写真

を確認できます。

でもこの中で一つだけ、券面には記載されずICチップにだけ入っている情報があります。

それは、「本籍」です。

ICカード導入以前は、本籍も券面に記載されていましたが、なぜかこの本籍だけが券面から消えて、ICチップの読み込みでのみ確認できるようになりました。

個人情報の保護という観点で言えば、本籍はそれほど重要ではないような気がするんですが、一般人には伺いしれない何か深い事情があるのでしょうか。

 

恐らくICチップの情報を使うことはないかな

以上のように、運転免許証がICカードになったからといって、そのICチップに何か特別な情報が書き込まれているというわけではないんですね。

あくまでも免許証の偽造防止が目的であり、券面に書かれた情報が間違いないことを2重に確認する機能を持たせたのがICカード免許証ということになるのでしょうか。

恐らく私の場合、今までもそうでしたけどこれからもほとんど免許証のICチップの情報を確認することなんてないような気がします。

そして自分の免許証にICチップが埋め込まれていることを徐々に忘れて、また5年後の更新のときに、そういえば!と思い出すことになるんでしょうね。