防災あれこれ

大規模停電を実際に経験して役立った7つのもの

夜中に都市が停電になる。星空とそこに浮かぶ月がより鮮明に見える。

2018年9月6日の未明に北海道で大地震が起きたときには、札幌に住む私の家もかなり揺れまして、電子レンジや食器が棚から落ちて壊れたり、壁紙が一部破れたりしました。

 

でも私の家の周辺では、地震から20分くらい経ってから発生した停電の方が、生活への影響が大きかったと思います。

 

北海道内全部の発電所がストップしてしまったものですから、道内全域が停電になってしまいました。

 

札幌市内の電気の復旧は地域によって差があって、私の家の場合はほぼ丸2日間停電していました。

 

街中が停電になると、夜は家の中だけでなく、街路に出ても足元も見えないぐらい真っ暗になりました。(その分、星空がものすごくきれいに見えましたが)

 

スマートフォンの充電もできません。

 

そんな大規模停電の状況で、普段の生活ではあまり使わないものが役に立つことがあるんだということを実感しました。

 

それでここでは、大規模停電の最中にとりわけ役にたったものを7つ記しておきます。

1.カーコンセント

車のシガーソケットの電源を、家庭用電源やUSB電源に変換してくれる道具です。

 

上の写真のカーコンセントは20年ほど前に買ったものですが(USB電源への変換機能はありません)、これまでほとんど使ったことがなく、どこにしまったのかも忘れていました。停電発生後半日ほど家や物置を探し回って、ようやく棚の奥のほうにあるのを発見した時にはほんとうに嬉しかったです。

 

これさえあれば、スマートフォンの充電ができますし、モバイルバッテリーや充電式電池の充電もできます。ノートパソコンの充電もしました。

 

スマートフォンは災害時には、連絡をとったり情報を仕入れたりするために本当に欠かせないアイテムですから、電池の消費にはとても気を遣います。

 

私の家の近くの消防署では、自家発電機でスマホの充電サービスをしてくれていましたが、充電を待つ人達の長い行列ができていました。

 

ですから、カーコンセントがあったおかげで自宅で電源が確保できるというのは本当に助かりました。

 

それから、カーコンセントで充電するときには長時間エンジンを回しっぱなしにしますから、ある程度ガソリンが入っていないと心配です。

 

災害に備えて車のガソリンは常に半分以上入れておくといいよ、と以前にどこかで教わったことがありましたが、それは本当に大切なことだと実感しました。

 

2.モバイルバッテリー

モバイルバッテリーがあれば、外出先でスマートフォンなどの充電ができます。

モバイルバッテリーは、長時間外出するときにスマホやタブレットなどを充電できるように買っておいたのですが、実際のところ余り使うことがありませんでした。

 

でも、今回の大規模停電ではとても役に立ちました。

 

前述のカーコンセントを使って、このモバイルバッテリーに充電しておけば、家の中で好きな時にスマホの充電ができます。

 

上の写真のモバイルバッテリーは、メルカリで1000円で買った、メーカー名もわからないとても安いものですが、スマホ2台をフル充電できました。

 

普段の生活であまり使うことがない人でも、一応持っておくと、停電のときには役立つと思います。

 

3.100円ショップで買えるLEDライト

100円ショップで購入できる卓上LEDライトでうす。

ダイソーなどの100円ショップでは、いろいろなタイプのLEDライトが売っています。

 

私は机の上の手元を照らしたいと思って、上の写真のような2種類のLEDライトを買ったのですが、あまり使っていませんでした。

 

でも、停電の時にはとても活躍してくれました。

 

卓上式のライトは食卓テーブルに置いて、足があって角度が調節できるタイプのライトは、天井から吊るして使いました。

 

小さな照明ですが、設置場所を工夫すると、停電の夜でもある程度活動することができました。

 

LEDなので、電池持ちもとても良いです。

 

4.電池

100円ショップで買える単3電池と単4電池です。

予備の電池はできるだけ多めに備えて置いたほうがいいですね。かろうじて営業していたコンビニやホームセンターの電池は、停電発生後あっという間に売り切れていましたから。

 

携帯ラジオや小型のLEDライトに使う単3電池や単4電池は、100円ショップで安く買えます。充電式の電池でさえ今や100円ショップで売っています。このサイズですと保管場所もそれほど取りませんので、普段使わなくても常備しておくとよいと思いました。

 

5.ローソク

大きいサイズのパーティー用ローソクです。

私の家には、上の写真の、長さ20センチ、太さ2.8センチの大きなローソクがありました。ずっと前に外国の友人から頂いたものですが、この度の大停電ではこれがとても役に立ちました。

 

前述のLEDライトの照明の補助的な役割をしっかり果たしてくれました。

 

停電の備えとしてローソクは当たり前かもしれませんが、可能な限り大きめのものが良いと思います。炎が大きいので明るいですし、長時間使用できますからね。

 

でも、火事を起こしてしまったら大変です。ローソクを使うときには燃えやすいものを近づけないようにしっかり注意していなければと思いました。

 

6.携帯式ラジオ/スマホのラジオアプリ

このスマートフォンは、データ通信ではなく、普通のラジオのように電波を捕まえてFMラジオを聞くことができます。

ラジオは災害時にとても頼りになる情報源です。今回の地震と停電では本当にそのことを実感しました。

 

私は携帯式ラジオを持っていなかったので、今回の停電ではスマホのラジオアプリを使いました。

 

ただ、ほとんどのラジオアプリはデータ通信が機能していないと聞くことができないんですね。

 

今回の地震では電話会社の基地局も一部ダメージを受けたそうで、大手キャリアでも電波が悪い状態が長時間続きました。

 

私が以前に使っていたpriori4というスマホには、データ通信ではなくFMラジオの電波を捕まえてラジオを聞ける機能があります。それで、しばらく机の引き出しに眠っていたpriori4が急遽大活躍することになりました。

 

この方式の場合、イヤホンのコードがアンテナの役割を果たすので、イヤホンを挿して聞くことになります。

 

私は家族と一緒にラジオを聞きたかったので、急遽卓上スピーカーを買ってきて使用しました。

 

この卓上スピーカーは電源が必要ないタイプで、スマホに接続するだけでラジオの音声を聞くことができました。

 

今回はpriori4があったのでなんとかなりましたが、やはり、携帯式ラジオを持っておくのは災害の備えとしてとても大切だと痛感しました。

 

できれば、手回しで発電してスマホの充電などができるタイプの携帯式ラジオがあると、より安心なのかなと思います。

 

7.自転車

普段私が通勤で使っている自転車です。今回の大規模停電では大活躍でした。

今回の大規模停電では、北海道全域で信号が消えてしまいました。また、ガソリンスタンドも多くが閉鎖していたので、数少ない営業しているガソリンスタンドには、給油を待つ車の大行列ができました。

 

私の職場の同僚は6時間も列に並んだのに、結局ガソリンが売り切れて給油できなかったそうです。

 

大規模停電が起こると車での外出もかなりむずかしくなる、ということをはじめて実感しました。

 

その点、自転車は移動手段としてとても役に立ちました。自転車ですと給油も必要ありません。

 

大規模停電のときに自転車がこんなに活躍するとはまったく考えていませんでした。

 

まとめ

以上、この度広範囲に長期間続く停電を実際に経験してみて、個人的に役に立ったものを記録してみました。

 

今まで、自分の住む街が大地震で被災するなんてまったく想像していませんでした。しかも大規模停電が起きるなんてもっと予想外でした。

 

どこに住んでいても災害を経験するかもしれないし、そのための備えは必要なんだな、実感しました。

 

とりあえず、今回経験で、持っていればよかったと痛感したものを早急に揃えたいと考えています。